営業が電話に出ない!自分から連絡しない派遣会社の担当営業!

派遣会社

派遣会社の営業職といえば、取引先と派遣社員の間を取り持つ役割で常に忙しいイメージがあると思います。派遣社員が取引先で業務をしている間、何かあれば常にスクランブル状態になれるのが理想の営業担当と言われています。

主な業務内容として、新規取引先の開拓、既存取引先のメンテフォロー、派遣社員と会社の連絡取り次ぎなど、挙げれば枚挙にいとまがない状況です。

そんな背景がありながら、派遣社員から営業担当に電話が繋がらないという事例が大変多いことを耳にしました。営業職で電話が繋がらない。しかも折り返し連絡もない。

取引先や自社社員からの信頼関係はどうなるの?

営業担当が取引先からの電話に出ない

派遣会社が多くの取引先と契約している中で、営業担当は担当の取引先を持っています。

担当した取引先の問題は、基本的に全てに関わり、問題解消までのフォローをすることになっています。ところが、営業担当に電話が繋がらないという事例が多く、この1点だけ見ても派遣会社という業界のグレーさが見え隠れします。

営業の業務は雑務が大変多く、電話に出るタイミングをも失うことはザラにあります。

しかし、各自携帯電話を持つなど連絡手段はあって、しかも相手先の通信記録も残ることから、タイムラグはありながらも折り返し連絡は十分可能だと思います。

これが自分の担当営業だったらどう感じますか?
残念な気持ちになること間違いありません。

取引先や自社派遣社員からの信頼度低下に繋がる

派遣社員が派遣先職場でお世話になる以上、常にビジネスは進行中で、取引先からの電話は急務要件として扱わなければなりません。折り返し連絡もないことになれば、会社対会社の信頼関係に傷が入る事になり、最悪はビジネス契約の破棄という問題にも繋がります。

どの業界においても営業担当の役割はとても大きく、タイムリーとマメさが重要なポジションなのです。

また、自社の派遣社員からも派遣先の業務でトラブルが生じた場合や各種問い合わせの連絡が入るため、携帯電話という連絡手段の大事さが伺えます。

営業担当は、各自携帯電話を持たされている理由を忘れているとしか言えませんね。

転勤が多い派遣会社の営業担当

営業職の信頼はどこから来るか?と言いますと、それは取引先であり派遣社員です。

信頼の対象が取引先や派遣社員であるにも関わらず、連絡の行き来を疎かにする理由は何か?ということが疑問として挙がります。

営業職に限らず、関係各署からの信頼を得るのは一瞬の動作ではなく、長く積み重ねて造り上げるものです。しかし、営業のあるべき姿が達成されていない理由は、1つは頻繁に行われる転勤にあると考えられます。

とにかく派遣会社の営業の転勤が多いのです。

派遣営業の一番の目的は、沢山の新規契約を取り、沢山の派遣社員を取引先に入れる。
そこから取引先からの信頼を勝ち取って利益を上げていく。

この目的は、どの派遣会社も違いはないはずです。
しかし、このスパンの短い在籍期間が信頼の構築を薄れさせていますね。

利益重視であることに異論はありませんが、ユーザー側重視の営業ではありません。
まるで担当取引先との信頼関係を温める役務ではないことがわかっているかのようです。

悲しいかな、フォロー営業は二の次です。

まとめ

量の確保を優先的に活動している派遣会社に多い悩みです。

派遣会社の活動は、派遣元と派遣先、そして派遣社員との連携があって成り立つビジネスです。その中で連絡の中枢機関が機能しないとなると、各所からの不満とともに信頼関係が崩れていきますね。グレーな派遣会社の典型的な例です。

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