エンジニア派遣という何だかグレーなイメージがする業界

派遣社員

色んな業界で派遣社員という方が沢山活躍されていますけど、エンジニア派遣という何だかグレーなイメージがする業界があるのをご存じですか?

派遣社員といえば、派遣会社から派遣された従業員のことですよね。

更に派遣社員というのは業務内容に制限があって、派遣先から指示を受けた範囲で業務をするというのが本来の認識だと思います。

では、エンジニア派遣というカテゴリーはどうでしょう?

もう派遣はわかりますよね?
問題はエンジニアというカテゴリーです。

何か矛盾していませんか?
エンジニアの仕事って新たな発想を生み出す役割ではなかったでしたっけ?
エンジニアと派遣?

言葉だけではわかりにくいですね。

エンジニア派遣という言葉だけでは意味不明の職業

派遣社員は言われた事だけをやっていればよい。

指示を受けたことしか出来ない人。

などなど、黙って聞いていると好きな事言われ放題の職業ですが、実際は優秀な人は沢山おられます。表向きには職場のお手伝いさん的な位置づけにされているケースも多いのかもしれませんが、中にはスーパー派遣と言われるくらい職場にはなくてはならない立場の人も沢山活躍しているのです。

そこで出てくるのがエンジニア派遣というカテゴリーです。

派遣という共通のキーワードは使われているのですが、エンジニアという特別な能力を持ち備えたスタッフの事を言います。

一般的な派遣会社のスタッフさんでも幅広い業務に対応できる方もおられますが、エンジニア系の業務を専門的に受けている派遣会社があるということです。

それがエンジニア派遣というカテゴリーに当たる派遣会社です。

派遣社員に業務を任せる事などあるのか?

エンジニア派遣というカテゴリーで働く方の多くが、過去にメーカーに勤めるなどして技術経験を積まれた方です。
つまりは技術経験を持ったエンジニアが派遣先のプロジェクトの意図を理解し、役割を任されながら業務をするというものです。

そこで派遣社員なのに?という疑問を持たれることでしょう。

派遣社員なのに業務を任されることなどあるのか?という疑問です。

確かに、派遣社員に対する一般知識は限られた範囲で、且つ指示された業務のみを行うのですが、同じ派遣社員ながらエンジニア経験の有無によって任される範囲も変わってくるというわけです。

派遣先には一からエンジニアを教育する時間がない

ちょっと前までの時代では、正社員にも派遣社員に対しても新しく職場に迎え入れた時点で業務の教育がなされていました。

あっ、ごめんなさい。ちょっと書き方が変ですね。

正社員の方は、職場の上司や先輩方から職場やグループの役割、チームの役割など細かく教育はあるのかもしれませんが、派遣社員にまで満足した育成教育をしている職場は少なくなってきています。

色んな業界で就業者数が減っている傾向があり、技術を後世に伝えていく活動すら満足にできない事態が起こっているのが実情なのです。

そうなると、手厚い指導なくてして、業務のポイントを伝えれば自ら行動してくれるエンジニアの方が助かると考えている派遣先が多いということになります。

派遣社員に業務を頼みたいけど、言われた事しか出来ない人ではなくて・・・

というニーズがエンジニア派遣という業界に向けられているということです。

派遣先が業務内容を幅広く設定する場合も多い

確かに派遣社員は決められた範囲の業務に収まる事が多いですが、人手が少ないと言われる昨今、決め事に縛られていては間に合わないという状況もあります。

このような状況下で派遣先から幅広く業務に関わって欲しいと望まれる場合も多いのです。

派遣契約の書類も細かい業務項目を定めず、「~に関する業務一般」といったように、派遣社員に幅広く業務に関わってもらうよう配慮されている場合もあります。

実際、派遣社員がプロジェクト管理をするようなケースも決して珍しくなく、スキルの高いエンジニアには、よりやりがいのある仕事が回ってくるということです。

まとめ

エンジニア派遣というのは、正社員の立場に近い業務を経験することが可能です。
もちろん派遣先からエンジニアとしてのスキルは精査されますので、誰構わずレベルの高い仕事を担当出来るということではありませんが、経験値を積み上げて行きたいという前向きな姿勢のある方には選択肢の1つと言えるかもしれません。

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