派遣社員の給料は学歴で優遇されるのか?

給与

日本は古くから学歴社会の基盤が定着していて、より高い収入を得るためには、人よりも高学歴、より大きな会社を目指すという風潮が強いですよね。

最近では少し様子が変わってきて、高学歴優遇の傾向は残るものの、業務実績を評価する企業も増え、学歴に頼らない就業スタイルも多く目にするようになりました。

これによって、スキルを積み上げながら自分に合った企業へ転身する人も増えてきています。

さて、そのような背景がある中で、派遣社員の世界ではどうなのか?と
気になる方もおられるでしょう。

新卒でいきなり派遣会社に入社する場合であったり、上場企業を正社員として経験した後に派遣会社へ転職するという事を検討されている方に、実際に派遣会社内部に所属する筆者が解説したいと思います。

派遣社員の給料に学歴は全く考慮されない

新卒で派遣ではない一般企業に入る場合には、まだまだ学歴をベースに給与条件が優遇されていることが多いですが、残念ながら派遣業界では学歴よりも実務評価になりますね。

派遣社員の評価は実務が出来るかどうか?ということが最優先とされるので、高学歴に自身満々で臨もうが全く効果がありません。

優秀な学校に進むには、それなりに厳しい競争に打ち勝っての過去がおありかと思いますが、派遣会社での評価は、何を勉強してきましたか?ではなくて、何の経験実績を積まれましたか?ですので、そもそもの問いかけの中身が変わってきます。

よって結論は、派遣社員は学歴で給料上乗せということはありません。

派遣先企業が派遣社員に求めるメリットとは

派遣社員は即戦力重視と言われることは周知と思います。

一般企業のように新卒を年次で入社を受け入れるのとは違い、言葉極端に書きますと、「今すぐ来て欲しい」というニーズが派遣社員に求められるのです。

ですから、職場環境になれるためのリードタイムも短いですし、結果を出す事にもシビアに要求されます。

結局、学歴というより、積み上げてきた経験値が仕事ぶりを左右することになり、実績のみが給料に反映されるということです。

まとめ

学歴主義を一般常識と考えるならば、派遣業界は常識が通用しない世界と言えます。

即戦力で、派遣先の要求に応えらえるスキルを有しているか?ということが直接の評価になりますので、ある意味ハッキリしています。

よって、派遣業界に転入する場合は、経験を積んで行った方が条件は良くなります。

出来るのか出来ないのか?
考え方は非常にシンプルですね。

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