派遣先のコミュニケーションで気を付ける事は?

派遣社員

新しく派遣先が決まり、コミュニケーションの取り方で悩む方が多いといいます。その一方で、派遣先から要求された業務を淡々と行えば良いと考える人も多いと聞きますが、本当にそれで良いのでしょうか?
業務スキルが高ければ、業務取り組み姿勢やコミュニケーションの在り方が若干悪くてもカバー出来る、と思うのはとても危険なことです。

派遣社員は、派遣先と業務契約を結んでいて、業務の仕方によっては継続更新がされなくなる恐れがあるので注意が必要です。

業務上のコミュニケーションの重要性

人の持つ性格には様々ものがあって、初対面でも関係なく話が出来る人もいれば、常に緊張して話が出来ない方もおられます。しかし、派遣社員が派遣先の方と話をするのに緊張すると言いますが、派遣先の担当者も実は同じ心境になるということを忘れないでください。

派遣先担当者と派遣社員で立場の違いはあれど、同じ人間なのですよ。

人の印象はどこで決まる?

さて、少し話を進めてきましょう。
ではまず、人の印象は何で決まると思いますか?

話すのが苦手だから、ということで会話が全てだと考える方が多いと思いますが、冷静に考えると自ずと答えが出てきます。

それは、表情であり、ボディーランゲージにあるのです。
続いて、声の質やトーン、そして言葉使いです。

人との対面時にまず最初にすることは、顔を合わせる事ですよね?
そうです、「笑顔で挨拶」が基本ではないでしょうか?

最初に映る姿が明るい笑顔でしたら好印象ですが、笑顔なく、下を向いてる人を見た時は、逆に印象が悪いのではないかと思います。

後々の記憶に残るのも前者のタイプであること間違いありませんね。
たった一瞬の動作で差が付いてしまうのです。

明るい笑顔で挨拶

仲の良い友達と話をするとき、最初の挨拶はどうですか?
笑顔を交わすところから始まるのではないでしょうか?

何はともあれ、仲良くし続けられる秘訣はそこなのです。

無表情で抑揚がない挨拶

このような挨拶をしていると、友達同士とはいえ会話は弾まず、長続きしないですよね。これは公私とも同じことが言えるのですよ。特に仕事では、互いが知らない者同士ですから、この挨拶が距離を作ってしまい、パートナーとしての接点を失うことになるのです。

最初の1ヶ月は人物評価に重きを置かれる

派遣業務が始まって直後は、職場の環境に慣れる事で大変な時期だと思います。

業務で関わる方との挨拶から始まり、担当業務の進め方など覚える事が沢山あると思うのです。勘の良い人はスムーズに職場環境に溶け込むかもしれませんが、多くの方がそうではありません。冒頭でも書きましたが、緊張の連続で右往左往するばかり、と話す人も多いです。

そこで大切になるのが、明るい笑顔を使った挨拶。
1つ1つに行動に笑顔で振舞うことが出来れば及第点です。

もちろん業務を疎かにして良いと言っているのではありません。

相手とのコミュニケーションを大切にし、自分の意見を伝えようとする努力、逆に、相手の話を聞き、それを理解しようとする努力。それを笑顔とボディーランゲージを使って行うのです。

他にも工夫する点はありますよ。

人と話をするときは常にノートを持参するとか。
あいづちを打ちながら話を聞くとか。
説明いただいた事を復唱させてもらうとか。
つまり確認ですね。

自分の為にもなりますし、派遣先担当者へのアピールにもなります。
ちょっとした事ですが、派遣先担当者はあなたの行動を見ておられますよ。

まとめ

派遣先のコミュニケーションの在り方について考えてみました。
考え方としては全く難しいことではありませんね。

表情の明るい人は印象良く映りますし、声のトーンが高く抑揚のある人は話の仕方にリズムがありますし、相手の記憶に残り易いのですよ。
その取り組み姿勢で、自分の意識を向けてくれる方を一人でも多く作っていくことで、その後の業務で相談しやすい人が1人2人と増やしていけると思います。そこから徐々に最初の緊張が解れてくるのではないかと思います。

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