派遣社員として派遣先の業務に入ったけど、仕事がなく暇すぎて辛い。
「そんなことあり得る?」と思いたいところですが、意外にそういう人が多いみたいです。
どこの会社もコストコストで経費削減の嵐が吹き荒れている中で、暇で仕方がないなんて言っていられる環境があるとは羨ましいと考えるべきか、他人事と考えるべきか??
人手が足らない世の中で、暇で仕方がないというのは、実は暇なのではなくて、暇と言っている人に対する問題があるはずです。特に派遣社員は外部の人間ですから、何もしない人に貴重な経費を無駄に落とすとは考えられません。
指示通りの仕事も出来ず任せられない派遣社員
派遣先の職場環境にもよるでしょうが、大企業の一職場ですと、割合に役割分担がされていて、派遣社員に仕事を割り振る役割の人がおられたりします。
大きな会社であるほど担当者毎の業務が細分化されていますので、業務の範囲が明確になっていたりするものです。言ってみれば、やらねばならないことが明確になっているのですから、任せられる派遣社員とそうでない派遣社員は差が歴然とするかもしれません。
今更言うまでもありませんが、仕事には納期があります。
いつまでに何を、そしてどのようなアウトプットをするべきか?
職場に入りたての派遣社員に対しては、特に力量を試される時期かもしれません。
業務の受け答えの仕方、取り組み姿勢、アウトプットの質、そして、ミスが起こった場合の対応の仕方。意外に細かくチェックされている事を知って欲しいのです。
職場に居るだけではダメなのです。
仕事が出来る人でないと仕事は与えられません。
つまり、暇なのではなくて、仕事を任せられない人だと判断されていませんか?
という話です。
取り組み姿勢に問題がある派遣社員
仕事というのは誰にでも均等に渡されるものではありません。
仕事が出来る人に仕事が渡され、仕事が出来ない人にはそれなりの対応になります。
これは必然の流れです。
ご自身のお友達でも同じことが言えませんか?
親密な関係であれば、よりプライベートな内容までオープンにするでしょう?
初対面の方にプライバシーに関わる話をしないと思います。
これを職場に当てはめれば、よりコミュニケーションが取りやすい人に仕事が集中し、気難しい人には仕事が行き渡り難いことがわかります。
人の話を真剣に聞き、理解しようとする能力が派遣先には見えてくるのです。
もっと簡単に説明しますと、
伝えた事が理解出来たかどうか?
理解出来たのであれば理解したことをリアクションしなくてはなりません。
逆に理解できなかったのであれば次の行動に移れないので、相手の言いたいことが何かを再度確認する必要があるということです。
理解できたのか?理解出来なかったのか?
これを相手に確認させるようではダメです。
自らアクションを起こして次のステップを踏まないといけないのです。
仕事がなくて暇なのは派遣先より自分自身の問題
業務をしていく上で色んな問題にぶち当たることがあります。
人間のタイプは大きく二通りに分かれます。
まずは「人のせい」「環境のせい」にする人です。
まわりのせいにすることで気持ちが晴れるのか知りませんが、責任転嫁することが日頃からの癖になっているのかもしれません。仕事を最後まで責任をもってやり遂げるということは、責任転嫁して逃げることではありません。
もう一方は、自分の行動に責任が持てる人です。
もしかして?という気持ちがあれば、自分の行動に問題があるのかも?
自分の行動を振り返って考えることができるのです。
まずは自分から。これが基本です。
日頃の行動の積み重ねが、実は派遣先からの信頼を失ってはいないか?
仕事が無くて暇と感じる方は、今一度考えてみる必要があるかもしれません。
まとめ
派遣先の仕事が暇すぎて困っているという問題に対して、自分自身の行動や言動に問題がないか?という論点で書いてみました。経験上、出来ない人に忙しい仕事は回っていきません。アウトプット品質への責任があり、納期管理できる人に仕事が回るようになっています。
些細な事で派遣先からの信用を失うことがありますので、自分自身の行動を見つめながら本来の役割を再認識していきましょう!