派遣エンジニアとして所帯を持ち、子どもにも恵まれ、順調に人生のマイルストーンを刻まれている方は多いと思います。
その先の目標は?というと、やはり「夢のマイホーム取得」ですよね!
ところで、派遣社員の方が住宅取得って聞かれたことありますか?
ちょっとしたカードローンは申し込みしたことあるけど、一生に一度の買い物と言われるマイホームは支払額も相当ですよね?派遣会社社員でも住宅ローン審査は通るのでしょうか?
派遣会社社員でも住宅ローンを組むことが出来ます!
まず最初に、派遣社員の方が住宅ローンが組める理由をお伝えします。
近年の日本では、非正規雇用従事者が年々増えているのはご存じですか?
2020年の総務省労働力調査によると、非正規雇用の方は実に2000万人以上と報告されています。これは日本の全就業人口に占める区分として認知されており、非正規雇用者対しても住宅ローンサービスを提供している銀行機関が存在します。
住宅ローンの仕組みについては後ほど説明しますが、ローンの審査には、年収をはじめ、勤続年数・勤務先の企業規模・クレジット延滞記録などの情報が対象となります。
正規雇用でないことが厳しい基準になることも多いですが、決してローンが組めないということはありません。
住宅ローン審査内容は?
派遣社員でも住宅ローンを組むことが出来るがわかったところで、
では実際に住宅ローン審査は何を審査されるかを紹介します。
年収や雇用形態
年収というのはつまり、支払い能力を問われるのです。年収によって支払い額が変わってきますので、銀行期間からの借入可能額が計算されるのです。返済金額は概ね年収の35%以下と言われ、各金融機関でそれぞれ基準がありますので、融資担当者に確認しましょう。
完済時の年齢
住宅ローンを組むことは出来ますが、延々と支払い期間を延ばすことは出来ません。各金融機関によって若干の規定の違うはあるものの、完済時の最大年齢は80歳と設定されている場合が多いです。
これまでの返済履歴
住宅ローンは長期の支払いになります。
つまり、住宅ローン支払い者と金融機関の信用問題をチェックされます。
具体的には、過去の自動車ローンやカードローンの返済。光熱費や携帯電話の支払いなど、ありとあらゆる支払い履歴が滞りなく行われたか?という審査がされます。
もしも返済履歴に不安がある場合、以下の機関を使って調べることも可能です。
株式会社シー・アイ・シー
全国銀行個人信用情報センター
住宅ローン審査を通りやすくするためのコツがあります
では、住宅ローン審査を通りやすくするためのお勧めな方法を紹介します。
貯金を貯める
ローン審査を通りやすくするためには、出来るだけ金融機関からの借入額を小さくすることが大切です。そのため、頭金を多く準備しておくのが有効な手段と言えます。
つまりは、計画性をもって貯金をしておくということですね。
また、貯金がある方については、マイホーム購入に対して計画性を持って動いていることが金融機関に伝わり、ローン審査に対して良い意味のアピールができます。
クレジットカードを減らす
クレジットカードを多く所有していますと、カードのキャッシング枠というのがイタズラをして、実際にお金を借り入れていなくても借入件数としてカウントされる恐れがあります。
不要なカードは極力解約などをして、ローン審査に不利となる要素は外していきましょう。
無理のない返済計画
物件を見て回りますと、つい目移りをしてしまい、借入金額を大きくしてしまいがちになります。
半面、返済負担が大きくなり将来返済が滞る事態にもなりかねません。
同じ年収でも、家族環境によってローンの返済に充当できる金額は違います。
お子様がおられれば学校教育費、親御さんと同居であれば介護費用、それと月々の生活資金です。よって、金融機関から提示される融資限度額ではなく、今後の生活費と両立できる資金計画を立てていきましょう。
まとめ
派遣社員では住宅ローンは組めないと思われていた方多いと思います。
しかし、計画性をもって資金計画や借入計画をしていける方であれは、住宅ローン審査をクリアすることは不可能ではありません。また、派遣会社勤務でも長期の勤続が確認されると金融機関からの評価が得られると言われています。
生涯でもっとも大きな買い物の一つです。後悔しない買い物にならないよう事前準備をしっかりやっていきましょう。