希望した会社に入社するためには入社面接という関門を突破する必要があります。しかし、多くの方が面接という言葉に過剰に反応し、とても緊張するシチュエーションだと捉えています。
また、面接という緊張する場面で、相手に印象に残るアナウンスをしなければ、と思うと余計に硬くなってしまうものです。自分を売り込もうと考えれば考えるほどに本番ではスピーチが上手くいかなかったりしますよね。
では、採用する側は、いったい面接で何を重視しているのかご存じでしょうか?
多くのケースでは、話上手よりも見た目の第一印象を重視すると言われています。
どうすれば相手にウケが良くなるのか?
この第一印象とは、いったいどういうものなのでしょうか?
一緒に考えてみたいと思います。
最初の見た目で面接の勝負が決まる!
最初の見た目って何ですか?と初っ端から質問来そうですが、実はこの一番最初に見せる姿こそが勝負の行方を決めると言っても過言ではありません。
服装などの身だしなみが整っていることは今さら言われなくてもわかりますよね。
面接に臨む上での清潔感のある服装で、まさかGパンやラフな服装を思い浮かべられる方は居ないでしょうが、先方からラフな服装を指示されたのでしたらその限りではありません。
身だしなみに関しては、一般論で言われていることです。
ここでは割愛しますね。
元気な声で明るい挨拶が面接を制する!
さて本題はここからです。
面接の場面で、相手に強く印象付くのはズバリ「見た目」です。
挨拶、表情、立ち振る舞いが主要なポイントになります。
まず面接の場に誘導されましたら、そこで元気に挨拶をすることです。
「失礼します」「よろしくお願いします」という一言を元気な声で!
相手にハッキリ聞こえるように言える事がポイントです。
この行為から取られる印象が大きく影響するのです。
平素から元気な声で挨拶が出来ている人は問題ありませんが、自発的に挨拶をする習慣が身に付いてない方には事前のトレーニングが必要かもしれません。
同僚やお友達相手でも構いませんので事前に練習しておくことが大事です。
この挨拶と同時に大事なのが「表情」です。
「笑顔で挨拶」という言葉はよく耳にされると思いますが、感じの良い挨拶とは、自信にみなぎっている様をアピールするためにも特に大事なポイントになります。
そしてもう一つ大事なのは「立ち振る舞い」です。
緊張した場面では、どうしてもソワソワしてしまいがちです。
表情も強ばってしまったり、下を向いたり目線も落ち着きがなくなる人は要注意です。
普段から相手の顔を見て話をしていない方は、目線を落ち着かせる練習が必要だと思います。相手の顔を見られない仕草というのは、自身の無さの現れでもあるのです。
明るい笑顔と挨拶が緊張感をほぐす
明るい笑顔と挨拶は、面接をする相手への印象が良くなることは勿論ですが、実は自分への自信にも繋がるのです。緊張でドキドキする雰囲気を打破するのは自分の力でしかありません。頼れるのは自分だけなのです。
この時の最大の救世主がなんと、明るい笑顔と挨拶だということです。
意外に感じられた方も多いのではないでしょうか?
元気の良い声を出すと気持ちが良いものですよ!
騙されたと思って実践されてみてください!
自己紹介や経歴紹介よりも人物評価が優先される!
仕事をする上で大事になるのはスキルなので・・・とお考えの方は、自己紹介や経歴の紹介などのように喋る部分が勝負どころと捉えられているかもしれません。
しかし、大多数の面接官は、人物の評価を重んじていると言われます。
人に遭うこと、ここで行われる基本行動こそが挨拶です。
全てのビジネスは挨拶から始まるので、ここが出来てない人は、どんなにプレゼンが上手であっても、コミュニケーションの基本が欠けていると評価されても仕方ありません。
自分は良かれと思っていても、相手からは話しかけにくい雰囲気を持っていたりしますので、特に派遣社員という立場もありますし、常にウェルカムの気持ちが大切だと思います。
まとめ
面接の場は第一印象が相手の脳裏に焼き付かせます。何を話すか一生懸命になるのもわかりますが、そこに集中しすぎてしまい、相手に与える最初の動作が疎かになるのです。
面接の方と最初に会う一瞬の動作ですが、普段から気を付けていないと案外出来ないものです。仕事は人との関わりが重要であるため、面接のための練習というより、平素の行動そのものを見直すキッカケになると思います。