正社員は派遣社員の仕事ぶりを見下しているか?

派遣社員

多くの人が仕事をする上で重視する項目の一つとして環境が挙げられますよね。

もちろん環境にもいろいろ見るところはあると思いますが、その中でも派遣社員として働く事を、まず体裁的にどう捉えるか?という点に注目が集まるようです。

派遣先では冷たく対応されてしまうかもしれない、とか、社会的地位を低く見られ、何をするにも不利な立ち位置になるのでは?とか心配し始めるとキリはありません。

理想は毎日楽しく仕事が出来ることだと思いますが、派遣社員という立場は派遣先の正社員はどう見ているのか?という点について考えてみたいと思います。

派遣社員という立場よりも見た目の印象が大事

本ブログでは何度も書いていますが、仕事は1人でするものではありません。
正社員も派遣社員も情報を共有していかなければ業務は上手く進まないのです。

ここでは派遣社員というキーワードを主語にして話を進めていますが、正社員の新人でも最初は誰かのサブ的業務からスタートになります。

まずは仕事の役割・進め方を覚えることから始まるため、先輩社員や派遣社員に業務の指示を送る方と如何に上手くコミュニケーションを図るか?という点が重視されます。

これを逆の立場で考えれば簡単に意味がわかります。

自分が人に教える立場だと考え、受け手が一生懸命話を聞いてくれる人でしたらどうですか?この人と上手くやり取りが出来るかもしれない、という期待感が生まれるはずです。

何事でもそうですが、最初の印象が大きく影響しますよ。

スタートを失敗すると、「やっぱり派遣だから・・・」というネガティブな印象に繋がるため、仕事に取り組む意欲だったり、職場に馴染もうとする行動はとても大事になってきます。

派遣社員が見下される時ってどういう時か?

巷で言われているのは、派遣社員だからという理由が全てのように表現されますが、もしもそうであれば派遣業界は成り立っていないハズです。

業界全体が出来ない人の集団組織であれば、企業さんは外部の社員に業務をお願いするハズがないのです。

では、どうして派遣社員は・・・という悪評が多いのか?
結局は、そこに巡り合った人の行動で判断がされていると思います。

正社員が求めるアウトプットが出てくれば、今以上の関係を維持したいと思うでしょうし、派遣社員というより、1人の業務パートナーとして認めてくれるハズです。

派遣社員とは、与えられた仕事の進め方で、その職場に必要な人か、そうでないかの篩(ふるい)にかけられていると思えば良いです。

最初の課題は、その職場に溶け込むかどうか?

つまりはコミュニケーションが取れるかどうか?です。

1日黙って過ごせる環境を好む人もおられるかもしれませんが、職場の皆さんとコミュニケーションを取りながら目標達成する喜びを分かち合うのがチームワークとして求める成果です。

まず職場に溶け込む、そして業務に取り組む。

目標達成というのは、必ずしも良い結果ばかりではありません。
上手くいかなかった結果も報告していかねばなりません。
ここで報告・連絡・相談という行動があってコミュニケーションが成立するのです。

どうでしょう?

仕事も大事ですが、職場の雰囲気を掴むことが第一関門だということを感じていただけるのでは?と思います。派遣社員だから、という理由が最初から見下される理由ではないのです。

職場で嫌われる表情を出していないか?

仕事は楽しくやりたいものですが、いつも楽しい仕事ばかりではありません。
自分が好まない仕事も引き受けなければならない場合があります。

派遣社員の悩みで多いのが、

「当初言われていた仕事ではなかった!?」

予定は未定という言葉があるように、当初予定とは違った方針になる事もあります。

仕事というのは刻々と状況を変えていきます。
変化に対応できる人でないとこれからの時代には生きていけないです。
頼まれた仕事は今まで経験したことがないかもしれません。

そこを敢えてチャレンジだと思って取り組む。

「はい、やってみます!」の一言だけで良いのです。

わからなかったら、行き詰ったら聞けば良いこと。
仕事のやり取りは難しく考えずシンプルに!

まとめ

派遣先の職場に招かれたのは確かに派遣社員ですが、気になるところは1人の職場メンバーとして役務を果たせるかどうか?という点が大事だと思います。うまく職場の雰囲気に馴染めば正社員も派遣もなく、逆に成果を出すことが出来なければ使えない派遣社員という評価に陥る可能性もあるでしょう。

実際に正社員と何ら変わりない活躍をしておられる派遣社員も沢山存在しますし、派遣社員だからという偏見を捨てて頑張ってみるべきだと思いますね。

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