派遣先の業務でミスをすることに対して委縮してしまうと答える人が多いですね。
派遣先の職場の中で、1人ポツンと派遣社員という立場で働くわけですから、ぼっち感は強く感じるかもしれませんね。
派遣業務とはいえ、言い換えれば会社対会社のビジネスですから、この環境で業務のミスが発生すれば後の始末が面倒と考えるのは普通かもしれません。
しかし、ミスをしない完璧な仕事をするというのは本当に難しいです。
慣れない職場環境で完全な仕事ぶりを求められると余計に緊張して平常心を保てなくなりますよね。
ミスは大歓迎?失敗して気付く事の方が多い!
仕事は一生懸命取り組むことが大事なわけですが、一生懸命取り組んだらミスが無くなるか?というと、案外そうでもないですよね?
起こってしまったミスは仕方がないのですが、そのミスは起こそうと思って起こったのではなく、自分の判断で行動した結果が失敗だったのですよね。
ということは、ミスが発覚し再発防止のキッカケを作ることができたわけです。
人の頭脳や知能は万全ではないのです。
沢山の経験をしても、知らない事も多いはずです。
判断すべき点を、良かれと思って何気に行動することだってあるかもしれません。
失敗に気付く事で、次からは判断する行動が備わるということです。
仕事のミスを経験することこそ人間を強くする
仕事のミスをすると、派遣先の担当者から指摘を受ける、叱りを受ける、といった流れを怖がっている方が多いのではないかと思います。
もちろん叱られる事を好む人は少ないかもしれませんね。
叱られる事を好む人が居ないと表現せず、少ないと書いたのには理由があります。
仕事というのは順調に進めば楽ですが、大体のケースが失敗と成功の繰り返しです。
人の成長というのは、成功よりもむしろ失敗をした時の方が大事なのです。
派遣先が注目しているポイントは、このミス発生時の動きに興味を持っているのです。
派遣先が注目しているのはミスのフォロー
派遣社員がミスを連発するとクビになる事を心配される人が多いですよね?
もう何度も書いていますが、仕事ではミスは起こりますよ。
ミスを容認しているとは違いますが、完璧な仕事はなかなか出来ないです。
むしろ、失敗が起こった時の業務の担当者としての動きですよね?
投げ出すのか?
人のせいにするのか?
自らのミスを認めリカバリーに務めるのか?
どうですか?それぞれのレベル感が違いますよね?
出来る人というのは、後始末までやり遂げることが出来るのです。
途中で投げ出す人は、問題にぶつかった時点で回り道をし、反省の進路には向かわないということです。
派遣先の環境から逃げたい等の書き込みをウェブ上で見かけますが、嫌な事を避けて逃げていては、その都度派遣先を変え続けることになりますよね。
よって、外勤先の業務はミスのフォローも含んだ形で任されていると理解すべきです。
ミスのリカバリーが出来る人は、自然とミスの発生率は下がってくると思います。
それだけ色んな所に目が届くようになるものです。
素直な姿勢が派遣先からの評価を得られる
仕事は良い事ばかりではなく、上手くいかない事も付き物だと紹介しました。
不思議と思われるかもしれませんが、成功の連続よりも、失敗した姿を見せている方が派遣先からの信頼は厚くなるものです。
ミスが発生した時は一時的に不穏な空気が流れて、その場所から逃げたいと思うのは誰もが同じです。それは派遣社員のみならず、正社員の方でも同じなのです。
そこで事実を認識し、自分のミスを認め、最適なフォロー案を考えるのが担当者としての責務だということです。
まとめ
仕事のミスで気まずい雰囲気になるのは派遣社員だけではありません。
ミスを起こした人は皆同じ心境になるのです。
派遣先も、派遣社員のミスはありきで考えておられますし、最終的には立場の問題ではなく、仕事への取組み姿勢が一番の決め手になると思われます。
仕事の信頼を得るためには誰もが乗り越えないといけない山だと思います。
怖がっていてはダメです。