派遣社員は責任がなく楽だから、と考えている人がおられるかもしれませんが、実は大半の業務には納期が設定されています。ただのお手伝いさんではないのです。
仕事の大小、責任の有無等の差はあるにせよ、適当にいつまでもダラダラとやって良い仕事は存在せず、派遣先の担当者からは納期を設定されるのが通例です。
一言で納期と言っても、楽々守れる納期もあれば、仕事を頼まれた時点でスケジュール厳しいなぁ~と感じることもあるでしょう。
その中で、誰もが経験する納期ギリギリ、或は納期を守れそうにない状態について考えてみたいと思います。
仕事の納期に間に合わないと思ったら直ぐに報告すべし!
一生懸命考えて頑張っても納期どおりに出来ないものは出来ません。
もちろん諦め半分で取り掛かって良いという意味ではありません。
時間を忘れるくらい一生懸命に取り組んでいる自分に気付く時さえあるのです。
さて、納期というものが頭にあるなら、指示された時間が気になってきますね。
依頼された時間には出来そうにない!
そう感じたときが仕事の依頼元への連絡のタイミングです!
連絡をするか否か、という事を考える余地はありません。
ヤバイ!と思ったら現状を報告するのが最善策だと考えます。
報告のタイミングを過去に遡ることはできない
「もっと早く報告しておけばよかった!」
後悔先に立たずという言葉があるように、思った時点よりも早いタイミングの報告はないのです。報告が遅くなるほど事態が悪くなるのは言うまでもありません。
作業に慣れないうちは早めの行動、早めの報告で安全を取るという意識が必要です。
納期を守れないということは、その影響がどの範囲まで及ぶのか計り知れません。
納期を守れない事に気付いた場合は謝罪と代替案の提示が必要!
仕事の納期が守れないという大失態は多くの方が経験しています。
一生懸命やっているからこそ、報告のタイミングに取捨選択を迷った挙句、という捉え方もあります。それでも納期遅れは素直に報告する必要があるのです。
ただし、「納期に遅れます」という一言だけでは言葉足らずです。
まずは誠意ある謝罪が最初に行われるべき行為であり、事実を隠すことなく、遅れる原因となった説明をすべきでしょう。
遅れた状態をリカバリーする姿勢と今後の動き方を上司に相談
遅れた状態のリカバリーこそが代替案になります。
仕事を遅らせたのは自分に非があり、その後のフォローに回らなければなりません。
事の大きさによってリカバリーの仕方も変わってきます。
1人では難しい場合もあり、大人数の救援部隊が必要な事もあるかもしれません。
事実と向き合い、上司と動き方の確認をしましょう。
ミスのフォローこそが、担当者としての責任感を評価される時です。
仕事を受けた時点で納期に間に合わないと分かった場合
仕事の依頼を受けた時点で、これは難しいかも?と気付くときがあります。
これが納期の見積もりであり、一か八かというのは良くないということです。
何事もチャレンジすることで自分の成長に繋がりますが、納期遅れは絶対に避けなければなりません。
報連相という言葉がありますように、この時点では相談というツールを使って上司とスケジュールの再確認をするようにしましょう。
まとめ
仕事は成り行きで行うものではなく、自身の力量と向き合って計画性を持った動きが必要です。依頼を受けた仕事の難易度、仕事量、それに対して自身のパフォーマンスがどのくらいあるのか?によって納期に間に合いそうか否か?という一時判断を行います。
計画と実行を繰り返す事で、仕事の難易度や量に対する自分の力量が計れるようになっていきます。最初は荒い計画になるかもしれませんが、少しづつでも精度を上げられるよう頑張ってみましょう。