仕事が出来ない派遣社員は得?仕事が出来る派遣社員は損?

派遣社員

とっても一般論ですが、仕事が出来る人と出来ない人を比べたときに、仕事量が多くなるのは仕事が出来る人なのは普通に理解出来ますよね?

だって、みんな同じ時間を過ごしているわけですから、仕事が出来る人は次から次へと仕事を熟していきます。

この現象は、派遣社員も同じ事が言えますね。

では、同じ派遣社員として働くならば、仕事が出来ない組の方が得をするか?

確かに同じ時間内ですと仕事の量は少なくなるので楽と言えば楽ですが・・・
価値観の問題ですから働き方は様々です。

派遣先から気に入られるのは仕事が出来る派遣社員

同じ給料もらうなら楽してもらいたい。

この考え方は実に合理的で決してウソではないのかもしれません。
もしかしたらコストパフォーマンスの高い働き方かもしれませんね。

しかし、もらっている給料と今現在の派遣先からの評価は決して比例せず、仕事を頑張った評価は後から来るのが一般的です。

一番最初に設定される給料は見込み給料です。

頑張っている派遣社員には契約更新時に時間給の見直しがあるかもしれません。
逆に頑張っていない派遣社員に対しては時間給ダウンの調整が入るかもしれません。

いや、下手をすると短期で契約を失ってしまう事も考えられます。

結果、目先の給料を見るならば、楽して給料を貰えていることになるかもしれませんが、派遣先からは決して気に入られる存在ではない可能性が高いです。

価値観の違いで派遣社員の働き方には差が出る

働き方の考え方ですから、第三者がとやかく言う事ではありませんが、同じ派遣社員でも派遣先からの評価には大きな差が生じます。

1つは目先の仕事に満足し、特に高望みしない人も多い事でしょう。
定時時間を可もなく不可もなく過ごして終われば良いのです。

派遣社員の特権と言ってしまえばそれまでです。

一方で、同じ与えらえた時間内で沢山の事を経験し、スキルを向上させて次の目標に向かおうとしている人もおられるはずです。

派遣社員の業務範囲は決まっていますから勝手な行動は出来ませんが、就業意欲の高い人はそれなりに仕事を与えられる事は決して珍しくはないです。

派遣という業務範囲が限定的になる事を嫌い、もっと大きな役割に挑戦したいと考える人は前向きな動きと探求心に優れています。

将来、正社員を目指すなど目標のある人は高い志を持って取り組んでおられます。

派遣社員に自主性は要らないという考え方

一般的には派遣社員は正社員の手伝いと考える人が多いのでは?と思います。
正社員のサブ的な立場において行動し、業務の指示は正社員から受ける事になります。

つまり、指示があって初めて動けば良いと考える人は多いでしょう。
確かに考え方としては全く間違ってはいません。

しかし考えてみてください。

何をするにも1~10まで事細かく指示をしてくれる暇な派遣先が存在するのか?
忙しいから業務の依頼をしているのに、事細かく指示を待たれるというのはどうか?

指示を送る側も結構な手間なのです。

一度説明したこと、経験したことは覚えて欲しいと思うのではないでしょうか?

説明に言葉足らずの点が出る事だってあるでしょう。
自分から行動しないと不明な点を解消できない事も多いと思います。

そこから仕事が早い遅い、品質の良し悪しが現れると想像するのです。
派遣先が求める結果に対して、派遣社員といえど、そこに創意工夫は必要かと。

派遣社員に自主性は要らないという考え方には落ち着かないと筆者は考えます。

派遣期間は保証されたものではない

仕事を沢山することが損とか得とか言っている場合ではありません。

派遣先から見ると派遣社員は外注費という予算で賄われていますので、仕事が出来ない派遣社員より仕事が出来る派遣社員を好むのは言うまでもありません。

派遣社員に対する評価は派遣先によって違いますし、長く勤めようと考えておられるならば、アウトプットに貢献する事に注力するのが無難と考えます。

まとめ

楽して自分の居場所を確保するのは容易ではありません。

派遣先から見れば、使えない派遣社員は交代させることを前提で考えていますので、目先に満足した動きをしていますと突然の契約終了も考えられます。

長く就業したい、正社員を目指したいなど個人の目標は色々あるでしょうが、派遣先から評価を落とすような動きは避けるべきと思います。

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