派遣社員といえば、派遣先での採用が決まらなければ仕事が始められないわけで、なかなか決まらないことに苛立っている人も少なくないのでは??
しかし、よくよく考えてみると、派遣先にあなたを提案したのは派遣会社です。さらに、派遣先との要求スキルにマッチすると判断し、顔合わせを段取りしたのは派遣会社です。
もっと言えば、あなたとお話がしたいと希望したのは派遣先の担当者ですから、7割くらいは顔合わせ前に採用が決まっているような話です。
あなたのスキルや人間性を把握した上で派遣先へ提案をすることが大前提であるため、あなたの責任は僅かであると考えます。
派遣先との顔合わせに失敗するのは7割が派遣会社側の責任!
派遣先から採用の判断が貰えないことで落ち込む人が多いようです。
そもそも論ですが、あなたに派遣先の仕事を提供するのは派遣会社の仕事です。
決まらなかった理由を、先方の要求に満たなかったとか派遣元から告げられる事があるようですが、決してあなたに非がある訳ではなく、派遣会社のマッチング能力の無さと考えるべきです。よって落ち込む必要はありません!
派遣先の要求スキルは想像する以上に幅があります。
幅があるからこそ、派遣元は派遣業務を希望する方のスキルを十二分に把握し、適性を見ながらマッチングする業務(派遣先)を紹介する必要があるのです。
断られる理由が派遣先の実に勝手な都合(いいわけ)
一通りのことが出来る派遣営業が派遣先にアナウンスした事を前提に書きますが、派遣先から契約を断られる原因は、実に先方のわがままな理由であることがほとんどです。
派遣先の業務は事前に営業担当が伺っており、その業務にマッチした派遣社員をピックして提案しているわけです。
しかし、お断りの返事の多くが「うちの職場に合わない」です。
就業もしていないのですから、合わないも何もやってみないとわからない世界です。
サイコロ転がしのように人選して、専攻ジャンルが違う人であれば指摘も受ける必要があるかもしれませんが・・・。
こんなことはよくあるケースなので、お断りメッセージを貰ったからといって、深刻に考える必要はありません。
3割の断られる可能性を可能な限り少なくする方法
派遣先が求める業務スキルがあなたのポテンシャルを大きく上回る場合は、顔合わせの時点ではどうにもなりません。それは営業のマッチング精度が悪かったとして理解する他ありません。では、残りの3割を断られ難くするためにはどうしたら良いか?
実はここが単純な話なのです。
それは、ズバリ挨拶です。
もちろん挨拶が出来れば良いというだけではなく、先方の担当者と顔合わせをする場合に、感じの良い人であることを感じていただくことなのです。
まずは挨拶。そして相手の顔を見て話をする、聞く、という基本姿勢です。
この場面でどのような人が失敗をするかと言いますと、終始下を向いて自信なさそうな表情をする人です。
新しい仕事に向かう時って、誰でも不安なものがあります。
「まずはチャレンジさせてください!」という誓いの精神があれば十分です。
最終的には自分自身が派遣先で業務するのですから、顔合わせの段階から就業をイメージして取り組んでいきましょう!
スキルは足りてないですが、感じの良さだけで配属決定した事例は沢山あります!
第一印象って大事なんですよ。
ぜひ、これを武器の1つとして装備して欲しいですね!
まとめ
派遣先の顔合わせに行って、なかなか採用の返事がいただけない事を特に悩む必要はありません。ろくに派遣先のニーズを把握しないままに、手あたり次第に派遣希望者を顔合わせに連れていく派遣会社がありますが、これこそが行き当たりばったりという表現がピッタリです。このような派遣会社に当たるといつまで立っても仕事が決まりません。
何度も書きますが、
派遣希望者の性質を把握して、派遣先との仲介をするのが派遣会社の仕事です。