派遣という働き方を選んで環境に合う人と合わない人がおられます。
おそらくは派遣という仕事に魅力を感じず、辞めたいと考える方が何かのご縁でこのページに来てくださったのだと思います。
派遣社員としての生き方を続けるか辞めるか、については本人意思ですから判断には言及はしません。しかし、派遣社員だろうが、正社員だろうが、或いはアルバイトやパートでも皆同じですが、無断欠勤をして退職の意思を伝えようとされる方がおられます。
この無断欠勤という行為が、如何に良くないか、という事について解説したいと思います。
無断欠勤して存在を自然消滅させるのは良くない
職場で嫌な事が続いて、今の仕事から離れたいと思う事、最悪は辞めたいと思う事もあると思います。辞めるか続けるか、という判断はここでは言及しませんが、仕事が嫌になったからといって、無断欠勤したまま姿を消すというのは良くありません。
辛いことがあれば、誰だって嫌な環境から回避したくなる気持ちになるでしょう。
でも、これを繰り返していては常に現実逃避を繰り返していく体質を作ってしまいます。
その仕事を辞めたいと思うなら、無断欠勤して意思表示ではなく、きちんと担当の方に事情を話し、仕事の変更の相談をするなり、退職希望なら、そのことを自分の言葉で伝えるべきだと考えます。
自分の意思を伝えるということが大事
職場に行かなくなれば、自分が嫌になったことを理解してくれるだろう。
自然消滅ほど自分のプライドを傷付ける行為はないのですよ。
職場に近づくのが嫌、職場の人達の顔を見るのが嫌。
２度と職場の人と合わないのだから、という考えは良くありません。
嫌々が沢山という気持ちはわかりますが、何事も中途半端では終われないのです。
人の行動にはケジメを付ける事が大事です。
退職の意を伝える事で担当の方から小言を言われることもあるかもしれません。
もちろん気分の良いことではないのはわかります。
大事なのは、嫌な事を乗り越えて行動し、自分の意思で線を引くという事です。
なんとなく始まって、なんとなく終わり。
これではせっかくの経験値の積み上げにはならないのです。
やるならやる、やらないならやらない、辞めるなら辞める。
このことを関係者に伝えることが大事なのです。
意思表示を表に出す勇気を持とう
自分の思う事を相手に伝えるというは人生において大事なことです。
伝える事が退職の意でも構いません。
このことが、相手に考えさせる機会を作っていくのです。
退職の意のみならず、理由を伝えることが出来れば、万が一、回りに非があれば気付いてもらえることもあるかもしれません。
人間関係は複雑で実に難しい問題です。
しかし声に出して伝える事で何かが通じる可能性もあります。
結果、退職の方向になるとしても、双方が分かり合えば気分は楽にならないか、と考えるのです。いや、何より、自分で自分の気持ちを伝えられる人は強い人です。
勇気を出して自分の本当の気持ちを伝えてみてください。
きっと次に繫がるものが得られるはずです。
まとめ
本ブログでは派遣を辞めたい場合、というシチュエーションで勝手ながら筆者の考えを述べてみました。仕事を辞めるときは、意思表示をすることが常識であり、派遣の契約期間というものがありますが、正当な理由であれば期限待たずに職場を離れる事も可能になるかもしれません。
何事もまずは意思表示からだと思います。
どうせ受け入れられないから、という自分本位の判断ではなく、まずは相談し、自分の思いを伝えるという行動を取ってみましょう。
