言い訳ばかりで自分で考えない派遣社員

派遣社員

派遣社員は言われたことだけをやっていればいい。特別な能力は不要で、素直に指示に従って動けば良い。このような理解をしている派遣社員が多いことに頭を痛めます。

言われたことだけやっていればいい、って誰がそんなルールを決めたのでしょう?

どうせ派遣社員だから、と言い訳をする癖に、自ら派遣社員なので、と意地を張っているのか指示待ち作業をして立場を悪くしている理由がわかりません。

どうせ派遣社員だから、ではなく、元々自分で何も出来ない事を隠すための言い訳にしか聞こえないのです。

派遣先で戦力にならない派遣社員の特徴

派遣社員って、派遣先の痒い所に手が届く存在であって欲しいと思うのですが、どういう訳か自ら動きに制限をかけていると思わしき人が多いのです。

1から10までの指示をもらって仕事をするなら、その指示を送っている時間は正社員の方は自分の業務の手を止めなければなりません。

しかも事細かく手順を聞き、正社員の時間を食う事になります。

行き詰って手が止まれば、「教えてもらっていない」と言い、
「分からなかったので作業を進められない」と自分で考える素振りなし。

仕事は常に改善を重ね、今よりも効率よく沢山のアウトプットが出せるようになるのが理想です。聞くばかりで、聞いた事以外に全く手を出さないのであれば、それは派遣先の戦力どころか足かせ以外の何物でもありません。

これがエンジニア派遣の社員でしたら尚更ですよね。

エンジニアと自らを謳っていながら言われたことしかやらない?
それエンジニア?

オヤジギャグを書いているのではないです。

派遣先はただの作業者が欲しいばかりの職場ではないはずです。

新しい発想、アイデアを出していくことで今よりも効率よく、高品質な仕事を展開することで生産性を高めて行きたいハズです。

スキル不足を指摘された末路は派遣先から契約解除

人間って面白いもので、得意分野と言いますか自分が知識豊富な分野ですと、ルールを逸脱してでも必要以上に頑張る人がいます。もちろん良いアイデアで、業務改革していける話であれば是非推奨したいところです。

反面、経験がなく知識に乏しい話題になりますと、頑なに言われたこと以外はせず、且つ自分で考えようともしない。あまりに両極端だと思います。

そこに、もう少し考えて行動して欲しい的な指摘を受ければ、「指示が無かったのでやらなかった」とか、「指定されたフォーマットが使い難かった」などと難癖を付けるのが通例です。

これこそが使い難い人の典型的な姿です。
下手をすると派遣先からの契約が解除になってしまいかねません。

どの世界でも通じるのは、言い訳するほど恥ずかしい姿はありません。

仕事をする上で感じたことは意見として出すべきだと思います。

実行してみて使い勝手が悪いと感じた。
もっと違うやり方の方が効率が良いと感じた。

これは、その人が仕事を良くしていこうと考える素直な意見なのですから、是非それを提案すれば良いのに、と思うのです。

代案を考えられるというのは、その人が持つ業務遂行能力の1つだと感じます。

何も意地を張って思っている事の逆を言うのは素直さの無さの現れであって、周りからの信頼も薄めてしまうことになるでしょう。

スキルというのは、実は周りと意見交換が出来る事も含まれます。

高度な資格を有すること、難しい勉学を身に付けたこと、何かの長い業務経験があることだけがスキルではないと筆者は思います。

派遣社員は職場環境や業務の相手を選べない

派遣社員は特定の業務ならず、色んな職場を経験していく可能性があります。もちろん幾多の派遣先を渡り歩く派遣社員も居れば、1つの派遣先で気に入られて長く就業する派遣社員も居るでしょう。

百人十色ではありませんが、色んな人や職場があり、希望に沿う事ばかりではありません。環境の変化に対応できる人間力を作っていく必要があるのです。

良い環境だと思えば、その環境をさらに良い方向に育成していけば良いですし、逆に良くない環境だと感じるならば、どうやって環境改善していくべきか?と考える。

これこそが自分の成長に繋がる成果だと考えます。

まとめ

今回は言い訳をする派遣社員について書きました。

ブログの題目が派遣に関することですので派遣社員の、というのを主語にしていますが、派遣社員に限らず正社員の方でも言い訳が先に立って使い難い人は沢山います。

世の中、スキル云々が問われていますが、難しい知識理論よりも、まず人と話すことが出来るスキルを有するかどうか?ということがとても大事だと思いますね。

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