クライアントの業務を効率化出来ると感じる派遣社員は多い

派遣社員

世の多くの企業が派遣社員を職場に迎え入れて業務を行っている今日ですが、派遣社員ってそもそも何?って考えさせられる事があります。

聞かれたことありませんか?

「そんな単純な仕事は派遣にやらせればいい」と。

そんな単純な?
派遣にやらせればいい?

確かに、誰でも出来る仕事こそ高い給料の人が動けばコスト高で効率が悪いのはわかります。しかし、そんな単純な作業をやっている派遣社員も人間ですから感じるものは色々あります。能力がなくて派遣社員をやっているわけではない、という実情もありますし、クライアントの職場の効率が悪いと感じる点は多々あるのです。

正社員が派遣社員より能力が高いならば効率の良い職場になる?

ここでは派遣社員が正社員に喧嘩を売るネタではありません。

色んな目線で職場を見渡した時に、業務効率を改善できそうなポイントが沢山あるという事に気付くという話です。正社員も派遣社員もありません。純粋に仕事の在り方を考えると、もっと物事をシンプルに考えて目標に到達できそうなネタが出てきます。

指示の仕方が複雑で理解しにくい

よく聞かれるのが、単純な仕事は派遣にやらせれば、とありますが、指示が複雑で、結局何をやってほしいのか伝わりにくいことです。もちろん受け手の理解力も無視は出来ませんが、指示が複雑ということは、受け手の理解違いでアウトプットが変わってしまう恐れがあります。

違うアウトプットが出てきて怒られるのは結局のところ派遣社員。ミスが多いから別の派遣社員に変えた。しかし、もともとの指示系統が悪いので同じことの繰り返し。

仕事に難しい話は要らないのです。シンプルが一番。

誰が聞いても依頼の趣旨が正確に伝わる、というのが理想の指示系統なのです。

必要な資料の保管場所が不明確

近年ではISOの認証を受けているクライアントも多いと思います。ISOの品質マニュアルには業務の流れが事細かく書かれています。業務の流れが定められているということは、必要な情報源も明確になっているのが理想ですが、仕事で使う参考資料などが個人所有であったり、資料の保管場所が定まっていないなど時間的ロスを生じる事が多いです。

案外そのような不具合に誰も気づかないことが多いのです

スケジュールや段取りが悪く仕事がスムーズに進まない

仕事は一人でするものではなく、チームワークの良し悪しが業務を進めていくスピード感を左右し、品質にも大きく影響します。

必要な情報が欲しいタイミングにあるのか?ないのか?
前工程からもらう情報がタイミング良く入って来るのか?
次の後工程に時間ロスなく渡って行けるのか?否か?

スケジュールや段取りが悪いのは、主に時間のロスに繋がります。

業務パートを担当するスタッフの力量や要員が適正であるか?という点にも言及していきますし、全体の流れがバランス良く進んでいるかどうか?というところは常に観察していく必要があります。

派遣社員が力量をアピールするチャンス

エンジニアとして業務する場合には、正社員も派遣社員も関係ありません。

派遣社員は、厳粛に業務内容が固定されている場合も多いと思いますが、任せられた範囲で改善活動することは大いに歓迎されるはずですし、正社員が気付かない問題点の抽出や改善案を出していける力はしっかりアピールしていくべきだと思います。

事実、その行動によって面倒な担当業務を整理し効率を良くすることが出来るのですから。

まとめ

派遣社員がクライアントの業務で力を発揮できずに低評価を受けることがあります。しかし、冷静に考えると業務の指示系統が複雑であったり、やってほしい業務の詳細が分かりにくい場合も多いのです。

仕事というのは難しく考える事がセオリーではありません。
とにかくシンプルに、間違いが起こりにくく高品質のアウトプットを求めていくことが大事です。

派遣社員の皆さんもエンジニアなのですから、担当職務分からでも業務改善をし、少しでも早く間違いのないやり方を開拓して欲しいと思います。

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