「派遣先の職場に入ったけど仕事がない!」
「誰からも声がかからない!仕事を教えてくれる素振りもなし!」
派遣社員からの悲痛な声が聞こえています。
職場配属の事前情報では、とても忙しく、即戦力として期待さている風な雰囲気だったのに、蓋を開けると暇で、毎日が苦痛という状況が発生しています。
職場に配属されて間もなくは、派遣先の受け入れ体制が上手く機能していない理由で、派遣先の方との会話も少ないという事態はよく聞きます。
それが1ヶ月も続くなんてことはあるのでしょうか?
忙しいから受け入れしたのでは?と聞きたくなりますよね?
さてその真相は?
放置された経験ある派遣社員でなければわからない苦痛
派遣社員は都合よく使われるというイメージが濃いと思います。
そんな先入観から、職場で暇になるという想定はし難いと思いますが、意外に暇を訴える派遣社員が多い事に驚きを隠せません。
「暇なら暇で、何もしなくて給料貰えるなら羨ましい」
「忙しい職場と変わって欲しい」
などと他人事のように言う人もおられます。
しかし、慣れない職場で、話し相手も居ない環境です。
そこで仕事がないということは、席を立つことも難しいわけです。
これ、相当辛い状況が予想出来ませんか?
1日席に座って何かに反省させられているような状況にも見えます。
派遣社員は使い捨て!?派遣先からの厳しい洗礼!
本当に忙しい職場というの実在します。
業務の指示さえままならない状況もあり得ます。
派遣先の正社員から見れば、派遣社員の姿は確認できても仕事の段取りに入ってもらうタイミングが難しいという事も想定されます。
正社員の抱える業務が既にパンパン状態で、仕事の指示を送り、そのフォローをする暇もない状況となると、席で待っているだけの派遣社員は無用の産物と化します。
つまり忙しい最中に順応できる派遣社員を選別している可能性が考えられます。
使えなければ入れ替えすれば良い。
それが派遣社員だというドライな判断をしている可能性も考えられるでしょうね。
派遣社員の扱いに慣れてなく仕事の指示が出来ない
派遣社員を受けれた会社が、全て派遣社員の扱いに慣れているとは限りません。
上述しましたように、忙し過ぎて指示が出せないのかもしれません。
あるいは派遣社員の受け入れが初めての場合もあるかもしれません。
待っていれば指示が貰えるという考えを捨てる覚悟も必要かもしれませんね。
自分から行動を起こして仕事を取りに行く
派遣社員の立場としては派遣先の指示にて動くという考え方が根底にあります。
大よその派遣先では、派遣先の正社員から業務の段取り説明をいただけるハズですが、放置される場合は何らかの行動が必要になるでしょう。
1つの考え方として、派遣社員の業務は、派遣先と派遣会社のビジネスですから、仕事を貰ってなんぼの世界と考えることができます。
社会人としての成長も踏まえ、自ら行動を起こして仕事を取りに行く姿勢も必要になるかもしれません。
仕事が無いことをラッキーと捉えて図太く居座る
お金主体で考えるならば、忙しいよりは忙しくない方が効率よく稼ぐことが出来ます。
しかし、ここで言う忙しくない状況は、仕事が無く暇であるという究極の状況です。
慣れない職場で終日誰とも会話もなく席に座っていれるのでしたら・・・
そのくらい図太さを保てるのでしたら、暇の選択もあるかもしれません。
ですが、派遣先で起こる鬱という話もありますし、お勧めはしないですね。
派遣先の変更および派遣会社の変更の検討
派遣先の業務が暇となる状況を脱する方法は2つに1つです。
自身で行動を起こせる人と起こせない人の違いから来るものです。
よって、自ら行動が起こせない人は所属する派遣会社に状況を伝え、事態を改善する方法を見出す必要があります。100%の業務指示を期待されるタイプには、忙しい派遣先では手厚いサポートが期待できないため、業務の継続が難しいかもしれません。
まとめ
派遣社員は仕事を貰えるものという理解は、働ける環境を制限してしまいます。
定義上は、派遣先の指示に従って動くのが正しい判断かもしれませんが、派遣先の全てがそのような対応してくれるとは限らないのです。
如何にして派遣先で活躍できるか?という考えで取り組むことで、自分自身の行動力が芽生えてくるのではと思います。